伴野豊公式サイト:サク・サケ・サカス

主な内容(2012年05月28日:第151号)

  • 2030日本復活計画
  • ひまわりのおもい-その14

『2030日本復活計画』

私の政治家としての最大の使命のひとつは、「将来の日本のあるべき姿を示し、そこに到達するまでの計画を作成して実行に移すこと」。目標年次は2030年。その時の日本の人口は約1億1千6百万人。現在、おおよそ1億2千8百万人ですから、人口は1割減。

2030年を目標年次にする理由

2030年を目標年次にする理由は沢山あります。一人を何人で支えるのかという、いわゆる従属人口指数が本格的に上昇するのがこの2030年であり、団塊Jrが高齢者になる年でもあります。比較的落ち着いている2015年からの15年間に、次の高齢化進行時期に向けた準備をする必要があります。また2030年頃、中国のGDPは米国と同水準になり、人口減少が始まります。(2015年生産年齢人口ピーク)さらに、2030年インドのGDPは日本とほぼ同じになると見られています。

今、政府与党一体となって3.11の反省と検証を踏まえ「エネルギー基本計画」を策定しています。目標年次は2030年です。我国の主な基本法と基本計画は現在のところ28本です。残念ながら目標年次はバラバラです。全ての計画の大きな方向性が一致しているか、確かではありません。

全ての基本計画を目標年次2030年で策定すべき

私はこの際日本国の全ての基本計画を目標年次2030年で策定すべきと考えています。社会資本整備は言うに及ばず、2030年を目指しての逆算の発想。その上で直近の5年、10年をどうするか。方向、方法、手順をしっかり踏んで、優先順位の高いものから確実に実施していかなければなりません。一定の期間が過ぎたら評価、見直しは当たり前です。責任の所在も明確にしなければなりません。社会資本の概念も広い意味で捉えなければなりません。

ハードのみならずソフトも含み、今までの省庁間の枠を越え、様々な分野を支える人材をも社会資本と捉えます。国際社会で国益をかけて活躍する人材も当然貴重な社会資本です。今までの社会資本の概念だけでも防災・減災対策、老朽取替、経済向上に資する対策、エネルギー環境・情報通信基盤、観光・地域活性化等の投資が必要であり、そのメンテナンス費用も膨大です。

さらに広い概念としては社会保障を支えるインフラ、科学技術の発展を支えるインフラ、新たな資源・フロンティアを追求するインフラ、雇用・人材を支えるインフラ、金融戦略を支えるインフラ、農業戦略を支えるインフラなどなど多岐に渡ります。今、思いつくだけでもすさまじい規模の投資が今後20年の間に必要となります。

英知を結してデフレ対策を

財政が厳しいからやれないでは済みません。英知を結集してやらねば日本の明日はありません。それは現下の日本の最大の課題であるデフレ対策でもあり、それに資するものとしなければなりません。当然財源をどうするのかと問われます。ここは色々な考え方があると思いますが、超長期の建設国債、ビジネスモデルが構築できれば財政投融資、さまざまなファンドの活用など知恵を出せば可能と考えます。

精神的デフレを懸念します

デフレ脱却が言われて久しいですが、最近私が心配しているのは、精神的デフレです。先日OECDの世界幸福度調査の結果が出され、「幸福」とは何か、その定義も含め考えさせられるところですが、(日本の幸福度21位/36ヶ国。安全1位、教育2位、住居25位、生活の満足度27位、仕事と生活の両立34位)「国民のおひとりおひとりの幸福の総和を最大にする」ように「坂の上の雲」を指し示すのが政治家の役目であると考えます。

「坂の上の雲」を作した司馬遼太郎さん曰く、「この作品は、日本史上類のない滑稽で幸福な楽天家たちの物語である。」と。私は、滑稽と評されようとも、1日も早く「2030日本復活計画」を策定し、実行したいと考えています。

"ひまわり'のおもい・・・その14

未来は想いがけず、無邪気に偶然やってくる。
まるで驟雨(しゅうう)(にわか雨)のように。
そして一瞬だけ現在を通りすぎて、切なく整然と必然的に過去となる。
まるで糠雨(ぬかあめ)(霧雨)のように。