伴野豊公式サイト:サク・サケ・サカス

新・戦争論

後半国会のテーマは安全保障

三月九日、月曜日。おはようございます。ばんの豊です。今週も始まりました。
さて国会ですが、衆議院での予算についての議論は、今週末にも終盤を迎えます。その後、各委員会が動き出し、今月中旬以降の国会では「安全保障」の話が注目されることになると思います。
そうした中、先週末、興味深い対談を読みました。池上彰と佐藤優の「新・戦争論」です。

池上彰と佐藤優の「新・戦争論」


intelligenceを単に辞書で引きますと「理解力」「知能」「思考力」と出て来ます。昨今使われている「インテリジェンス」の意味は、「ものを考える能力」と「判断するために必要で正確な情報の集積」の二つがあり、双方が揃って初めて機能するようです。そう言った意味でもこの二人のお話は大変興味深い。

化け物と良心の対談

池上氏は佐藤氏のことを「化け物」と評し、正確には「最新情報を集め分析する化け物」ということなのでしょうが、一方、佐藤氏は池上氏を「良心の人」と評しています。そうした二人が対談した結果見えてくるもの、それは信頼できるものです。
本書では、中東、中国、韓国、北朝鮮、アメリカについての対談が続きます。いずれも鋭く興味深い。特に「イスラム国」「北朝鮮」についての分析は大変参考になりました。

起こしてはならない第三次世界大戦

お二人の対談によりますと、「戦争と極端な民族の対立の時代」は当分続くようですが、「第三次世界大戦は絶対に起こしてはならない」という想いに改めて共感しました。
私も政治家としてそのために粉骨砕身すると、改めて心に刻み直したところです。では、国会に行ってきます。今週もどうぞよろしくお願い致します。


リンカーン

スピルバーグ監督作品


五月三十日、木曜日。東京出張中です。今日も天気は良くありません。細かい雨が時折降って来ます。
今日の東京での目的は、以前からご支援いただいている方々との会合が主な目的です。厳しいご意見と共に、有難いアドバイスが多く、ひとつひとつ実行に移して行きたいと考えております。
そうした中でのひとつ。「リンカーン、まだ観てないの?」
S.スピルバーグ監督、主演:ダニエル・デイ・ルイス。
そう、あの映画の「リンカーン」。

四十を過ぎた人間は…。

エイブラハム・リンカーン。第十六代アメリカ合衆国大統領。「奴隷解放の父」。「人民の人民による人民のための政治」。説明の必要がないあの有名な、アメリカ合衆国史上最も偉大な大統領のひとり。
政治家として孤独に苦悩するリンカーン、父としてのリンカーン、夫としてのリンカーン、ひとりの人間としてのリンカーン。身につまされました。今、見ておいて良かった作品でした。
シンプルなストーリー展開であったことで、「人間リンカーン」を見つめ直すことが出来ました。通信担当官とのやりとりの中で「ユークリッドの定理」を語りながら、迷いに迷って決断して行くくだり。印象に残っています。
リンカーンの名言集を改めて紐解いて今、書き留めておきたい言葉三つ。「転んでしまった事など気にする必要はない。そこからどうやって立ち上がるかが大事なのだ。」「人格は木のようなものであり、評判は木の影のようなものである。刻々と移り変わっていく影など気にせずに、ただまっすぐに成長していればいいのだ。」「四十歳を過ぎた人間は、自分の顔に責任を持たなくてはならない」