伴野豊公式サイト:サク・サケ・サカス

国会周辺にも春が来ています。


二月二十六日木曜日。みなさん、おはようございます、ばんの豊です。
只今、朝の六時半です。議員会館におります。辺りはまだ薄暗く、道行く人もまばら、車はほとんど走っていません。八時から始まる会議の前に溜まっている仕事を片付けなければなりません。
国会周辺も一時の寒さでは無くなり、春は一歩一歩確実に来ています。

母の一番の楽しみ

先週末、久しぶりに母を見舞いました。本人が一番希望するのは外食。
「お父さんは外食が苦手だったもんね。三食、家だったもの。私の手料理が良かったんだね。」最近、一緒に食事をする時の母の口癖。最後は自分の自慢話。「だからお料理教室にも行ったんだよ。」父の大好物は公設市場の刺身でしたが…。
先日はインド料理の千円ランチ。「手づかみで食べるのかい?へぇー、熱いよ、でも美味しいね。こんなの初めて食べた。長生きするもんだ。極楽、極楽。」ナンは全くの初めてのようでした。
今年に入ってから母は、週二日のデイサービスと週二日の訪問介護、更に週二日の食事宅配サービスの計六日、介護サービス事業に従事している方々になんらかの形でお世話になっています。残りの一日である日曜日は、出来るだけ家族で訪問してフォロー出来るように努力しています。
お陰さまで薬の飲み忘れもほとんど無くなり、少しばかり元気も出て来た様に見受けられます。毎日誰かに会って話をする、出来ることなら笑顔で。認知症には良いようです。母の介護を助けてくださる介護職員の方々には本当に頭が下がります。
そうした中、「介護報酬改定」の議論が国会でもなされています。介護職員さんの処遇が改善されることを切に願うものです。現場に遭遇すればする程、そう思います。


霜月の最初の朝に


十一月一日、金曜日。
やや曇り空です。少し朝焼けが見られます。先ほど夜明けを迎えました。随分遅くなったものです。
今日から十一月、霜月です。文字どおり、霜の降りる月です。部屋のカレンダーをめくると、雪景色の写真が出て来ました。
カレンダーを見る度に「どこかで母を病院に連れて行かないといけないなぁ」と思っていたところ、「介護」に関する二つの話題が気にとまりました。

どうする介護離職、大介護時代

10月24日放送のNHKクローズアップ現代。「どうする介護離職、職場を襲う大介護時代」という番組でした。
介護しながら働いている人は全国で291万人。介護のため離職した人は年間10万人。40〜50 代の働き盛りが多く、介護離職の後、生活保護を受ける方も。
会社の人事、経営にも大きく影響するとのことで、40歳になった社員に向けて介護についての研修をする会社も。
他人事では済まされない、身につまされる思いで見ておりました。

一人も利用者がいない介護施設があった

その一方で、10月28日付けの長妻昭衆議院議員のブログ。
「開設してから一人も利用者がいない介護施設がある」という会計検査院の報告を基にした記事です。この施設は、小規模多機能と認知症対応型デイサービスという在宅介護を支える施設。全国8000近くある施設のうち、利用率が低い可能性のある施設、25都府県の326カ所を調査したところ、その8割では利用率が50%を切っており、開設してから一人も利用者がいない施設が全国で少なくとも8カ所、交付金約43億円が有効利用されなかったとのことです。
施設の立地、ニーズ把握、負担額の設定等に課題があったらしいのですが、厚生労働省はその利用実態を全く把握していなかったとのこと、残念です。

大介護時代を迎えて

どなたも他人事では済まされない介護の現実。誰かに任せておける話でもありません。
大介護時代において、国、地方自治体、会社、団体、家庭など、あらゆる知恵と力が必要です。介護の現場の実情を個別的に十分把握して、その課題解消に向けて具体的に取り組まなければなりません。
事件も介護も現場で起こっており、机の上ではありません。