伴野豊公式サイト:サク・サケ・サカス

時の過ぎゆくままに揺れる秋桜


十月十九日、日曜日。おはようございます、ばんの豊です。東海市から東浦町に抜ける道すがらに新たな秋桜畑を発見しました。あまりに綺麗でしたので、車を停めてシャッターを押しました。
毎年、GW明けからこの季節までの日曜日の朝、東浦町於大公園で太極拳同好会が開催されます。本日が今シーズンの最終日。昨年に続き今年も最終日まで続けることだけは出来ました。過ぎゆく時の速さを実感する秋の朝でした。

アリストテレスと介護と秋の夕暮れ

あれだけ嫌がっていたのにその日が来るのが待ち遠しいようです。訪問介護のヘルパーさんが来て下さる月曜日と木曜日。今では一番の楽しみな日のようなんですね。本当にゲンキンなものです。
今年のお盆明けから週に一度。更にこの十月から週二日。ヘルパーさんに母の自宅を訪問して頂き、ゴミ捨て、洗濯、室内の整理整頓、薬の服用管理など日常生活を支援して頂いております。
介護保険制度を活用させて頂こうと手続きに入ってから、かれこれ一年あまり。母の希望を最大限尊重しつつも現実を踏まえ、様々な方々にご相談に乗って頂きながら少しずつ前に進めて参りました。十月に入ってやっと母の生活にも新たなリズムとハリが出てきました。
身の回りの事もおっくうになり引きこもりがちであった以前に比べ、ヘルパーさんが来て下さるその日は、早朝からソワソワ、ワクワク。「今日はどの服を着たらいいかしら」「美容院に行っておかなくてもいいかしら」などと姉に相談しているようです。
アリストテレスの「人間はポリス的動物である」という言葉がふと頭に浮かんだ秋の夕暮れです。


大暑な一日ですが…。

七月二十四日、木曜日。みなさん、こんばんは、ばんの豊です。今日も暑ったですね。蝉の声がMAXでした。大暑よりも大暑な一日でした。
昨晩はよく眠れました。仕事の後、適度の運動をしたからでしょうか。久しぶりに熟睡出来ました。しっかり眠ること。睡眠は元気の源ですね。
外に出ると太陽がギラギラ顔に痛い。さて、今日も熱中症に気をつけて、水分を補給しつつ頑張ります。

人として生きる


札幌にいる姉からメールが入りました。「母とうまくいかない理由が今解った。私には『ユマニチュード』が足りないからだ。」
恥ずかしながら知りませんでした「ユマニチュード」という言葉。フランス語なんですね。
見つめて、触れて、話しかける。上から目線ではなく同じ目線で、時には下から目線で。「人とは何か」という哲学に基づいて体系化されている包括的ケアメソッドのひとつ。二人のフランス人が提唱し30年以上の歴史を持つ。今、医療、介護の現場で注目されているらしい。関係者が意識し、実践することで患者さんはもとより、関わる全ての人の人間性をも回復するとのこと。
「今母は我々に、母として最後の教育をしているのかも知れないね。『人として生きること』の基本を今一度叩き込む為に」自らにも言い聞かせるよう返信メールしました。


ハーフタイム

六月三十日、月曜日。梅雨の間の爽やかな朝です。二十度をちょっと超えたくらいの気温が一番体に良さそうですね。
さて、六月も最終日です。あっという間に今年も半年が過ぎてしまいました。サッカーならハーフタイムと言った所ですが。
サッカーと言えばW杯日本代表。残念でした。今年の夏が終わってしまったような錯覚と寂しさを感じているのは私だけでしょうか。結果は結果。しっかり検証して次につなげてもらいたいものです。いつの日か必ず優勝。人生、すべからく道半ば。きっとやってくれると信じてこれからも応援して行きたいと思います。
先週末は実家へ行って来ました。クチナシの花が咲いていました。「お父さんが好きだったから」と言って母が家中の花瓶に生けておりました。

ありのままの姿で生きる


そろそろ介護保険サービスを活用させて頂く時期に来たのかも知れません。しかし、母本人は頑なにそれを拒否をしています。「やれる所までは一人でやるから」という本人の意志を尊重してやりたいものの、時間の問題であることは火を見るよりも明らか。
残念ながら症状はゆっくり進行しているようです。先月の父の十三回忌がかえって寂しさを感じさせてしまったようです。ここ半年、少しづつ、生活の質が落ちつつあります。
まだ自分でやれる時期から少しづつ助けて頂くことが、少しでも自分でやれる時間の延長に繋がるのだと説明しても、その時は理解するものの、いざ利用という段階で「まだいい」と。
母の場合、本人の性格もあり、子である我々が介護保険サービス自体をより具体的に理解し、本人と介護保険サービスとの間のクッションになることが、必要であるようです。慣れた所からゆっくり始める。少し時間が必要かもしれません。
命ある限り、ありのままの姿で、母らしく生きてもらいたい。出来ることなら一日でも長く生き抜いてもらいたい。クチナシの白い花の香りに、またひとつ教えられた週末の午後でした。


昨日から半袖シャツにしました!

五月二十日、火曜日。いつもより若干ゆっくりめに起きました。気温は14℃。空はいつ雨が来てもいい位の曇り空です。少しばかり蒸し暑さを感じます。
昨日から「半袖シャツ」にしました。それだけでも体感温度は違うはず。半袖初日の昨日は、政策討論集会、研修会での講演などと、愛知県内を走り回っておりました。
本日は、溜まっております原稿を仕上げた後、各種会合に出席する予定です。

ゆっくり過ぎて欲しい時間


先日、母の病院に付き添って来ました。母本人は自分で行くと言いつつも、主治医の先生のお話をお伺いしたいので付き添って来ました。
現在のところ、認知症は、それ程進行していないようです。その上で、いろいろなアドバイスを頂きました。要は出来るだけ人と触れ合う時間を作ってあげる、独りにさせない工夫が、進行を少しでも遅らせるとのこと。耳の痛い話でもありました。反省然りです。
最近は買い物に行く度、必要のない同じものを毎回買って来てしまうようです。ご飯のパック、海苔、即席味噌汁、漬け物、お菓子のあられは定番のようです。これだけは欠かしては行けないと、昔から刷り込んでいたのでしょうか。冷蔵庫を確認するとそれらの残骸で一杯でした。
外の空気を吸うことも大切とばかり、ランチは外に連れ出しました。歯は丈夫で食欲もありました。ランチを頬張りつつ「極楽、極楽」と何度も発し、満面の笑みを浮かべる母でした。時間よ、ゆっくり、ゆっくりでお願いします。


インナーを一枚減らして…

三月十七日、月曜日。
暖かい朝です。空も青く晴れわたり、いい天気と言っていいでしょうね。
やっと春らしくなって来たというところでしょうか。
日中も17℃まで上がるそうです。暖かい一日を期待します。
インナーを一枚減らして出かけることにします。

トイレの神様一大事!


札幌に住む姉からメールが入りました。「母のところのトイレが大変な事になっているみたい。詰まらせたみたい。忙しいところ悪いんだけれど、仕事が終わったら見に行ってやってくれない?」
確かに忙しい最中でしたので、身動き取れず、しばらく返信しないで置きました。忙しい時ほどこういう事って起きるんですね。
しばらくしたらまた姉から「どう?」と申し訳なさそうにメールが入りました。「仕事が終わったらちょっと見に行って来るから」と返信。仕事に一区切りをつけて実家に車を飛ばしました。
到着するとそれはそれは。気分が悪くなられると行けませんので具体的な描写は避けます。例のスポンスポンする奴を自宅から持って来ました。取り掛かること30分。敵もさるもの、中々流れてくれません。これは素人には無理かも。業者さんを呼んだ方がいいかも。配管自体がおかしくなっているかも。まもなく築40年の家ですからいろいろなところにガタが来ています。
諦めかけた丁度その時。ボコって抜けた音がしてスーッと流れてくれました。
次は廊下に溢れた水の処理です。お袋と一緒に雑巾掛けをしました。「お前にまでこんなことさせて悪いね、もう情けないから早くお父さんのところへ行きたいよ」と母が言います。「赤ん坊の時はお袋が俺のを始末してくれたんだろ、だからそのお返しだ。たくさん運をもらって行くよ」
私がヤケクソに笑って答えましたら、母も大きな声で笑ってくれました。